真っ赤な頬 Ⅱ.母在宅介護1 Twitter Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2020.08.26 私の社員旅行の朝にいなくなった母は 公園で転んで顔の片側の頬全体をすりむいて当分の間、通院が必要になった 病院にいくと頬のガーゼをはがされ傷がまだ乾いていない真っ赤な頬があらわになる 消毒をして薬をつける どれだけの痛みに耐えているのか小柄な母が辛そうに顔をゆがめる姿に心が苦しくなる 代わってあげたいそう思わずにはいられなくなった 治療を終えてまたガーゼをかぶせて そして通院を重ねて 段々と頬のかさぶたが固まってくると母の表情も穏やかになっていた
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